「フォークリフト新製品体験試乗会」

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先日、お取引会社様のご紹介でニチユフォークリフトの体験試乗会へ行って来ました。

弊社にとって永遠の課題であるスペースの有効活用方法のヒントを見つけるためでもあります。
営業倉庫にとって保管スペースと作業スペースの適正化は倉庫会社を経営していく上でとても大事なことです。
倉庫内に出来るだけ多くの商品を保管するためには通路を狭くして高く積む必要がありますが、高く積めば積むほど取り出す際に時間が掛かったり、管理も複雑化してしまう場合があります。

また倉庫内で作業を行なう場合には、作業スペースを別途設ける必要があり、保管スペースがその分減って
しまいます。
事故が起きないよう、また安全に作業へ従事できるようにきちんと保管スペースと作業スペースの区分けを
行なわなければなりません。

基本的に倉庫はたくさんの商品を保管できるように建てられている為、1フロア5~7m程の高さで設計されて
おります。フォークリフト等で商品を高積みするためです。
多層階になるにつれて高さは制限されてしまいますが、高積みするとしないとでは保管効率は何倍も変わって
しまいます。

また1フロアを敢えて2階構造にする「メザニン(中二階)」と言われるものがあります。
分かりやすく言えば住宅でいうロフトみたいなものです。
品番が細かいものをたくさん保管する場合などに有用な保管形態で、ピッキングする際に作業員を多く投入することができ、また品番管理がしやすいので作業効率が上がることが見込まれますが、一方で商品を上げたり
降ろしたりする手間も発生し、またメザニン設置には消防法や建築基準法等が絡んできますので所轄官庁へ
申請が必要です。

多層階の倉庫では貨物用エレベーター、(※1)バーチレーター(※2)テーブルリフター等様々な方法で商品を
上げたり降ろしたりしていますが、この作業に要する時間も如何にして削減できるかを考えることも重要に
なっています。
(※3)ランプウェイ方式など倉庫構造上で解決できる倉庫もあります。

1フロアの床面積が広ければ多層階の必要性も下がりますが、土地には限界もあるので
「それだったら多層階の建物を建ててたくさん商品を保管できる方が良いだろう」
という考えになると思います。
そうなると(※4)ABC分析による荷動きの悪い商品はなるべく上の階へ持って行き、頻繁にあるような商品は
下の階へ集約することで上げ下ろしの回数を極力減らすような工夫も必要になってきます。

弊社では企業毎に保管スペースを設けることが管理をする上でも大切と考えております。綿密に保管場所の選定をしなければならず常時悩まされている課題でもあります。

今回試乗した一つにラックフォークというものがありました。
文字通り棚(ラック)用のフォークリフトなのですが、メリットとしては狭い通路に安全に進入でき且つ
フォークリフトのツメ自体が180度回転するため車輛の旋回が必要ありません。
パレットのまま高く積むことができ、また棚毎に(※5)ロケーションを設定できるので品番の管理もしやすい
という点が挙げられます。
棚無しで高積みすると、フォークリフトで出し入れを繰り返す度に順番が変わったりしてしまう為
品番管理が大変になりますが棚を設置するより保管効率は上がるのでどちらの方法が良いのか見極めが
大切です。
またラックにも固定タイプと移動するタイプのものがあり、固定タイプのものは比較的安価で簡単に設置する
ことができますが、各棚の間に通路を設けなければなりません。
それに対して移動タイプのものはピッキングする際に棚を自動で動かすことができるので各通路分の
スペースを1つに集約することができます。しかし、初期費用や定期的なメンテナンス費用は相応に
掛かってきてしまいます。

まだまだ、スペースの適正化へ向けて考えなければならないことがたくさんありそうです。

今回の目的以外にも斜めや横移動が可能で小回りが利くフォークリフトや無人搬送機・360°撮影できる
ドライブレコーダー等があり、興味が湧くものがたくさんありました。
7月末まで体験試乗会(事前予約の必要あり)は行われているそうなので皆さんも一度試乗されてみては
いかがでしょうか。
                                     青木

※1 バーチレーター :荷物専用の垂直搬送機
※2 テーブルリフター:重量物の昇降やトラックの搬入出時の高さ調節に利用できるテーブル型の昇降装置
※3 ランプウェイ :多層階の倉庫等でトラックやコンテナが上階へ直接乗り付けることができる傾斜路が設置されたもの
※4 ABC分析  :作業毎に物流コストの内訳を出してどの作業にコストが掛かっているか把握するための
指標。「Activity-Based Costing」の略
※5 ロケーション :保管している商品が何処にあるか明確に管理するため設定する住所

あとがき
今月から宅建士資格試験の申込が始まりました。とりあえず申込んではみたものの勉強の方はあまり時間を割けていない状況です・・・
このままでは去年の二の舞になってしまいますのでそろそろ本格的に取り組みたいと思います。
次回は先日ハワイ旅行へ行った際の現地の様子をブログのような形で載せていこうと思いますので箸休め感覚でご覧いただければ幸いです。